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 2000年代に入り、製造業のキーデバイスとしてMEMSに注目が高まりつつある状況を踏まえ、MEMS製造技術の国際競争力の向上、我が国のMEMS市場の拡大、多様なMEMS製品の開発の加速化、ファンドリー事業の発展と新規参入者の拡大 などを狙いとした企業助成のMEMSプロジェクト(2003-2005年度)が実施されました。

 具体的には、比較的短期間で大きな市場が形成されると期待されるMEMS(高周波MEMS、光MEMS、センサMEMS)の実用化に必要な製造技術の開発が進められました。さらに、成果の実用化に向け、助成企業は本事業によって確立される高度なMEMS製造技術をファンドリー事業に展開することが求められました。

 当センターは本プロジェクトの助成対象事業者ではなかったものの、MEMS産業発展に資するべく、プロジェクトに必要な内外調査を実施し、またプロジェクト後のファンドリ-事業展開を支援すべくMEMSファンドリサービス産業委員会を立ち上げる等、プロジェクト助成事業者と連携しつつ諸々の支援活動を実施しました。



【MEMSプロジェクト概念図】
(NEDOサイトより)

プ ロ ジェ ク ト 実 施 機 関
(企業)オムロン、オリンパス、松下電工(現パナソニック)
(大学;2004年度から) 東京大学、九州大学、立命館大学
プ ロ ジェ ク ト の 概 要  (プロジェクトコード P03025)
 
1) 目 標
 2005年度までに、RF-MEMS、光MEMS、センサMEMSの各分野において特に有望と期待されるデバイスの実用化に必要な製造技術を確立するとともに、これらのMEMSを実用化する。
2) 研究開発の内容
  • RFスイッチ製造技術の開発(助成;オムロン)
  • 光可動ミラー製造技術の開発(助成;オリンパス)
  • 超小型MEMSセンサ製造技術の開発(助成;松下電工(現パナソニック))
  • MEMSデバイスの研究開発(委託;東京大学、九州大学、立命館大学)
3) 研究期間及び予算
2003年度~2005年度(3年間) 予算総額(助成・委託)43億円
関 連 資 料・サイト (NEDO) 
MEMSプロジェクト基本情報 
MEMSプロジェクト事後評価報告書   2007.3
MEMSプロジェクト事業原簿
   (1)
   (2)
   (3)
   (4)
   (5)
   (6)
   (7)
   (8)
MEMSプロジェクト事後評価分科会
  プロジェクト概要説明
2007.1
 

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