マイクロ塑性加工 【まいくろそせいかこう:Micro-plastic working】 0607001-121

【定 義】 固体物質の塑性変形を利用して所望の形状を得る加工。

【解 説】 塑性加工製品は、板、棒、管などの素材を製造する素材製造(一次加工製品)と、それ自体がほぼ最終製品となる製品製造(二次加工製品)に分けられる。 数μmから数十μmの細線や管、および薄い金属箔は一般のマイクロメカニクスの分野でも重要であり、塑性加工はこの分野の製造技術として重要な位置にある。他方、製品製造の分野でも微細な加工の分野で多大の貢献をしているが、これは他の加工方法と競合する場合も多い。 その優劣は、生産ロットの大きさと精度によって決まる。 塑性加工の最大の特徴はその優れた生産性にあり、例えば、電子部品の精密薄板金属部品は従来エッチングによっていたが、可能なものから逐次プレス成形へと移行されつつある。

【参考資料】 (4)

【関連用語】 マイクロプレス加工