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  「2021年度 分野別動向調査報告書」発行について (MMC「国内外技術動向調査委員会事業」)

  「薄膜ナノ増強蛍光による経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発(SNIF)」 プロジェクトの終了報告
 健康分野では、生体から放出されるガス(生体ガス)に含まれる揮発性成分の中に、代謝・疾病との関係が明らかな成分も多く、疾病検査に有効な揮発性バイオマーカーになり得ると期待されています。 
 中でも、皮膚ガスには血液由来のガス成分(経皮ガス成分)が極微量含まれており、その経皮ガス成分を高感度に計測することで、体を傷つけず(非侵襲)に血中成分濃度を評価できると考えられます。 
 そこで、国立大学法人東京医科歯科大学、技術研究組合NMEMS技術研究機構は、研究開発テーマとして「薄膜ナノ増強蛍光による経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発」に取り組みました。
 
 経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末を開発するため、①アセトンガス用の超高感度ガス計測デバイスと、②極低濃度ガス発生・評価系を作製し、デバイス評価を行うことで、③小型ウェアラブル計測端末の動作モデルの構築を行いました。 
 特に、②の極低濃度ガス発生・評価系については、60 ppt (精度±5%)の標準ガス調整に世界で初めて成功し、2021年3月にプレス発表を行いました。
 
                     本プロジェクトは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)委託事業「IoT社会実現のための革新的センシング技術開発」の下で2019年8月からスタートし、2022年6月をもって終了いたしました。 
 3年間にわたる皆さま方のご支援・ご協力に対しまして深く感謝申し上げます。
 
 今後は、多様な領域において本事業にて得られた技術と知見をもとに、医療・健康科学、福祉などを含めた、高感度・高選択的なガス計測技術の研究開発の推進、並びに事業化に向けたパートナーの探索を東京医科歯科大学とともに行っていく予定です。 
 引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
 
 尚、本プロジェクトの概要、成果発表資料は下記のプロジェクトHPからご覧に頂けますので、ご参照いただければと思います。 
                     ▶ http://nmems.or.jp/snif/
  MEMSセンシング&ネットワークシステム展2023 同時開催プログラムのご案内(2月1日~2日)
 MEMS関連の技術・製品・アプリケーションを一堂に展示する「MEMSセンシング&ネットワークシステム展2023」の開催準備が進んでいます。 
 例年通り会場展示と併せて同時開催プログラムとしてセミナーの開催も行います。 
詳細は、決定次第お知らせ致します。ご期待ください。
 
●「MEMSセンシング&ネットワークシステム展2023」 
会期: 2023年2月1日(水)~3日(金) 
場所: 東京ビッグサイト 東ホール / 会議棟 / オンライン 
                    オフィシャルサイト:https://www.optojapan.jp/mems/ja/ 
                    実施概要:https://www.optojapan.jp/mems/ja/outline.html 
●同時開催プログラム概略のご案内: 
2月1日(水): 
   10:30-12:30「オープニングイベント」 会場内特設ステージ 
2月2日(木): 
                       10:30-12:00「TIA MEMS ウィンターセミナー」 102会議室 
                       13:00-14:00「研究開発プロジェクト成果報告会」 102会議室 
                       14:15-15:15「SSN研究会公開シンポジウム」   102会議室 
                       15:30-16:30「MEMS協議会フォーラム」     102会議室
  CEATEC 2022「MEMS人材育成に係る講演」オンライン配信のお知らせ
 「CEATEC 2022」は10月18日(火)~21日(金)に、3年ぶりに幕張メッセで実開催されます。 
                     その主催者である(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)から、その期間中に「JEITA半導体人材フォーラム2022」を開催するとの連絡がマイクロマシンセンターにありました。これは、経済産業省の「半導体・デジタル産業戦略検討会議」の第5回資料(2022年4月)の中で謳われている、「半導体人材の育成・確保に向けた取り組みの強化」を受けて、JEITA半導体部会が企画したものです。
                     
                     フォーラムはいくつかのパートに分かれていますが、その中の「半導体関連産業人材育成セッション」で当センターの長谷川専務理事が、「MEMS分野における人材育成の取り組み」について10分程度の講演をすることになりました。オンデマンドにより10月1日(土)~31日(月)に配信されますが、当センターの実プロジェクトや講習会などを通じた人材育成の取り組みに加えて、文科省や東北大学、TIA/産総研の進んだ取り組みなどについても紹介していますので、よろしければご視聴いただければと思います。
                     
                    オンラインセッション名: 半導体関連産業 人材育成セッション 
                     ▶ https://www.ceatec.com/ja/conference/detail.html?id=1987 
                    来場登録後、以下のURLにアクセスし、「ログイン」して頂くと、動画をご覧頂けます。 
                    MMCのパートは、42分27秒からとなります。 
                     ▶ https://online.ceatec.com/conference-detail-page/C045 
                     「CEATEC」オフィシャルサイト: https://www.ceatec.com/
  「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム MNOIC 技術展示のお知らせ (2022年11月14日~16日)
 電気学会センサ・マイクロマシン部門の主催で、本年11月14日(月)から16日(水)にわたって、徳島県のアスティとくしまにて開催される、第39回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムにおきまして、マイクロマシンセンターはシンポジウム併設技術展示会に出展いたします。 
 本シンポジウムは、今回で第39回を数えるMEMS分野では日本最大級の学術シンポジウムで、今年も例年どおり、日本機械学会「マイクロ・ナノ工学シンポジウム(第13回)」、応用物理学会「集積化MEMSシンポジウム(第14回)」、化学とマイクロ・ナノシステム学会「第46回研究会」が同時開催されます。 
 マイクロマシンセンター・MNOICは、上記シンポジウムに参加されるみなさまへ、「MNOICのMEMS研究開発支援サービスとプロセス技術」をご紹介いたします。
 
                     第39回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムHP: 
                       ▶ https://sensorsymposium.org/
  先端技術開発プロジェクト の活動から
                      BaMBI/HS-ULPAC 研究会等の開催日程(9月~12月開催分)
                         ① 血中成分の非侵襲連続超高感度計測デバイス及び行動変容促進システムの研究開発(BaMBI)
 2022年 9月26日(月)第5回 BaMBI研究会(終了)
 2022年10月28日(金)第6回 BaMBI研究会
 2022年11月28日(月)第7回 BaMBI研究会
 2022年12月19日(月)第8回 BaMBI研究会
   ② 量子干渉効果による小型時計用発振器の高安定化の基礎研究(HS-ULPAC)
 2022年 9月 8 日(木)第3回研究会(web会議、終了)
 2022年11月10日(木)第4回研究会(web会議)

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