|  
  マイクロマシンセンター 令和3年度事業計画について
 一般財団法人マイクロマシンセンターの令和3年度事業計画の概要は以下のとおり。 
 令和3年度は一般財団法人マイクロマシンセンターが設立されて30年という節目の年に当たります。 
 過去30年のマイクロマシン/MEMS分野及びスマートセンシング分野(以下、「マイクロマシン/MEMS分野等」という。)での技術の進展を振り返りつつ、コロナ禍も乗り越えて新たな同分野の発展に踏み出すことで、Soceiety5.0の実現を目指します。 
                     それに向け、非営利セクターとしての利点を活かしながら、以下のとおり、基盤技術の研究開発、事業環境整備及び普及促進のための取組みを一層強化していきます。
                     
                     この続きについては、以下のページを参照してください。 
                     ▶ http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2021/04/post-890e1d.html 技術研究組合NMEMS技術研究機構 令和3年度事業計画について
 技術研究組合NMEMS技術研究機構の令和3年度事業計画の概要は以下のとおり。
 令和3年度は、学習型スマートセンシングシステム(LbSS)の研究開発、薄膜ナノ増強蛍光による経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発(SNIF)を実施する。
 
  調査事業の活動から 「環境調和型MEMS技術の研究開発に関する戦略策定(EfriM)」事業終了報告
 MEMS技術に関する新たな研究開発戦略を策定するために、一般財団法人機械システム振興協会から委託を受け、同協会の令和2年度のイノベーション戦略策定事業の1テーマとして「環境調和型MEMS
                    (EfriM : Environment friendly MEMS) 技術の研究開発に関する戦略策定」事業を1年間実施し、EfriMの開発戦略をまとめて、事業を終了致しました。
 本事業では、インフラ、災害、農業などの分野で屋外に広く多数のMEMSデバイスの設置が予想される中、それらのデバイスの使用後の回収や電池交換などが困難になるところを、自然に溶け込むようなシステムで解決できないかというところを目指します。
 
 EfriMの有望ユースケース、有望材料・デバイス及び有望製造技術を抽出するとともにEfriMが活躍できる複数のシナリオを案出して、そのシナリオを実現するために必要な
                    EfriM特有の開発技術を、①環境に還る技術、②環境に固定化する技術、③共通基盤技術の3技術として整理し、技術戦略マップとしてまとめました。
 
 また、インパクトが大きいと思われる6つのユースケースとして、インフラ分野では、「コンクリート同化砂利型EfriM」及び「構造物表面貼付型EfriM」を、災害分野では、「破堤予測埋込み型EfriM」及び「斜面ばら撒き型EfriM」を、農業分野では、「害獣・畜産ピル型EfriM」及び「圃場植込み型EfriM」を選定し、それぞれの開発に必要な具体的な開発戦略をまとめました。
 
 今後は、この開発戦略をもとに、EfriMの認知度を高めるための広報などに努めつつ、研究開発プロジェクト化活動を実施して、EfriMの実現を目指していきたいと存じますので、引き続き関係者の方々のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
 
  経済産業省 産業標準化推進事業(委託)(2018/4~2021/2)の終了報告 テーマ名:圧電及びフレキシブルMEMSデバイスの信頼性試験及び繰返し曲げ耐久性試験方法に
 関する国際標準化
 圧電MEMS信頼性、フレキシブルMEMSデバイス耐久性試験方法のIEC(国際電気標準会議)標準化を目指した国委託事業が終了、事業目標を達成しました。
 本事業ではMEMSデバイスの一層の技術進展・普及を目的として、神戸大学、名古屋工業大学、MMCが共同で信頼性試験方法に係る規格を開発しました。その結果、事業目標である圧電MEMS関連で国際標準成立1件、規格提案1件、フレキシブルMEMS関連で規格提案1件を達成できました。
 
 今後はMMC自主事業として、提案した規格案2件の国際標準成立に向けた活動を継続します。
  マイクロナノ・オープンイノベーションセンター(MNOIC)からの活動報告
 マイクロナノ・オープンイノベーションセンター(MicroNano Open Innovation  
Center : MNOIC)は産業技術総合研究所 が保有するMEMS最先端技術と設備を共同利用し、オープン・イノベーション推進とMEMS産業活性化を目的に、MEMS協議会の下に、2011 年 4 月に設置され、丸10年経ちました。
 
                       MNOICは、産業界や大学など研究機関からの幅広い支持を得て年々活用が拡大していますが、これらの強いニーズを背景とした要請に応えていくとともに、更なる体制整備や活動強化に努めております。コロナ禍に揺れた10年目の本年度の主な活動結果は以下のとおりです。
                       
                   1. 事業収益基盤の強化
 
装置ごとに大きく異なる保守メンテナス料や補材等の消耗品費などの運用経費を反映したMNOIC利用料金に改定いたしました。(2020年9月1日実施)安定収入源を確保するために、研究支援、研究受託、工程受託の各コースとも、継続的な研究開発、商品化に繋がる可能性があるものを中心に受け入れ、全88件の契約受注しました。 
                   2. 産総研との連携企画の強化
 
持続可能な事業活動に不可欠である中長期的な装置整備について協議を続けております。 
                   3.  国家プロジェクト研究開発参画による最新技術の蓄積
 
LbSS、BaMBI、SNIF、HS-ULPAC の4プロジェクトにて最新技術を開発しております。 
                    引き続き、皆様のご利用をお待ちしております。
  先端技術開発プロジェクト の活動から
                      LbSS/SNIF/BaMBI/HS-ULPAC 研究会等の開催日程(3月~5月開催分)
                         ① 学習型スマートセンシングシステム(LbSS)2021年3月29日(月) 第8回LbSS研究会(web会議、終了)
 2021年4月26日(月) 2021年度 第1回LbSS研究会(web会議)
 2021年4月26日(月) 2021年度 第1回LbSS推進連絡会(web会議)
   ② 薄膜ナノ増強蛍光による経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発(SNIF)
 2021年3月15日(月) 第8回SNIF推進連絡会(web会議、終了)
 * 2021年度の開催日程は現在調整中
   ③ 血中成分の非侵襲連続超高感度計測デバイス及び行動変容促進システムの研究開発(BaMBI)
 2021年3月26日(金) 第11回技術推進研究会(web会議、終了)
 2021年4月16日(金) 2021年度 第1回技術推進研究会(web会議)
 2021年5月14日(金) 2021年度 第2回技術推進研究会(web会議)
   ④ 量子干渉効果による小型時計用発振器の高安定化の基礎研究(HS-ULPAC)
 2021年3月11日(木) 第6回研究会(web会議、終了)
 2021年5月13日(木) 2021年度 第1回研究会
 
 マイクロマシンセンター 賛助会員様へのご案内 ・賛助会員専用ホームページについて
 |