MicroNano Monthly

[No.2013-06] 2013年6月14日発行


ニ ュ ー ス 目 次  
    
ナノ・マイクロビジネス展開催準備進む(BEANSプロジェクトセミナーのプログラム固まる)
BEANS知識データーベース(試行版)の公開を開始しました
第9回MEMS標準化ワークショップを中国・広州で開催(6/6)
UMEMSME-MNOICセミナー「ツール de MNOIC装置セミナー2013」開催報告(5/30)
Guardian Angels(欧州自己発電搭載ワイヤレスセンサコンソーシアム)訪問報告
ハノーバーメッセ2013参加報告(その2)
  日本ロボット工業会、創立40周年を迎える
GSN(グリーンセンサーネットワークプロジェクト)の活動から
   
ナノ・マイクロビジネス展(2013/7/3-5)
MMC主催セミナー等
MemsONE講習会
マイクロナノ人材育成プログラム
MEMS協議会アフリエート開催のイベント
主要なMEMS関連国際会議
 
経済・政策動向トピックス
 
BEANS研究所及びMNOIC運営行事
クールビズ(COOLBIZ)の実施
 
  
ニ ュ ー ス 本 文


 ナノ・マイクロビジネス展開催準備進む(BEANSプロジェクトセミナーのプログラム固まる)

  世界最大規模のMEMS関連イベントである「ナノ・マイクロ ビジネス展(マイクロナノを改称」の開催まで数週間となりました。7月3日(水)から5日(金)まで、東京ビッグサイトで開催します。
 ナノ・マイクロ分野における微細加工技術、デバイス、ソリューションが集積する専門見本市として改めて位置付け、本分野の活発なビジネスマッチングも支援してまいります。併せて、未来ビジネスの核となる先端技術の紹介や、ナノ・マイクロ分野の産学連携の場としてますます内容の充実を図ります。
 開催準備は着々と進んでおり、順次お知らせしています。
 
 2日目7月4日の午後には「BEANSプロジェクトセミナー」が開催されます。
 BEANSプロジェクトは2008年から2012年まで5年間にわたり研究開発が実施されました。このプロジェクトは、将来の革新的次世代デバイス(BEANS)の創出に必要な異分野融合コンセプトに基づいた基盤的プロセス技術群を開発し、プラットフォームの確立を目指しました。5年間の成果を是非体感下さい。
 プログラムの講演タイトル、講演者については以下のブログを参照ください。
http://www.nanomicro.biz/mems/2013/06/post-670a.html

 BEANS知識データーベース(試行版)の公開を開始しました

 5年間の活動を終えたBEANSプロジェクト、今後はその成果活用の段階に入ります。その一つとして、BEANS知識データベース(試行版) の公開を開始しました。皆さまのご利用をお待ちしております。
 BEANS知識データベースは、BEANS技術開発プロジェクト(2008年~2012年実施)において得られた1500件を超える技術的知見(知識データ)を、独自の技術体系に基づいてデータベース化したものです。このデータベースはWEB上で公開し、BEANS成果・知見や異分野融合の概念の普及に努めることとしております。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://www.nanomicro.biz/mems/2013/05/beans-e582.html

 第9回MEMS標準化ワークショップを中国・広州で開催(6/6)

  IEC SC47F/WG1国際標準化アドホック会議に引続き、6月6日に中国・広州で第9回日韓中MEMS標準化ワークショップが開催されました。MEMS関連の研究開発状況について日本及び韓国より各々1件、最近注目されているエネルギーハーベスティングに関連するトピックが日本、韓国及び中国より各々1件ずつ紹介され、それぞれの発表に対して活発な質疑応答・議論が行われました。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://www.nanomicro.biz/mems/2013/06/9mems66-8ce1.html

 UMEMSME-MNOICセミナー「ツール de MNOIC装置セミナー2013」開催報告(5/30)

  TIA(つくばイノベーションアリーナ)の研究リソースを産業界が利活用する研究支援サービスであるMNOICも3年目を迎えました。今年も昨年同様、集積マイクロシステム研究センターの所有する最先端装置の製造メーカと、研究者・ユーザの交流の場であるMNOIC装置セミナー「ツール de MNOIC 装置セミナー 2013」を、5月30日(木)に産総研・東事業所 NMEMSイノベーション棟(4G棟)国際セミナー室にて開催致しました。今回は、千葉工業大学の佐野利男教授の司会の元で、MNOICが研究支援の対象としている世界最先端装置群の中から、装置メーカの方から4件の最先端装置および加工技術のご紹介頂くとともに、招待講演として九州大学大学院 システム情報科学研究院・情報エレクトロニクス部門 浅野 種正 教授から「先鋭マイクロバンプを用いたLSIチップ低温接合技術」に関する講演を頂きました。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://www.nanomicro.biz/mems/2013/06/umemsme-mnoicde.html

 Guardian Angels(欧州自己発電搭載ワイヤレスセンサコンソーシアム)訪問報告

 自己発電素子を搭載したワイヤレスセンサの欧州産学官連携コンソーシアムであるGuardian Angels(GA)の本部を4月10日に訪問して情報交換を行ってきましたので、その内容について報告いたします。
 このコンソーシアムには欧州の主な企業、大学、研究機関が参加しており、全体のリーダはスイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のAdrian Ionescu教授が務めておられたので、同教授の研究室を訪問しました。
 GAの目指すところは、マイクロテクノロジーを活用したワイヤレスセンサの端末からシステムまで総合的に開発することです。基本的な特徴として、技術面では低消費電力回路と自己発電素子を搭載したZero-Powerシステムの開発、応用面では世界的にニーズが高まっている予防を目的とした健康モニタリング、安全・安心社会を目指した環境、災害モニタリングへ活用することがあげられます。
詳細は以下のブログを参照ください
http://www.nanomicro.biz/mems/2013/05/guardian-angels.html

 ハノーバーメッセ2013参加報告(その2)

 4月8日~12日にドイツ・ハノーバで開催されたハノーバメッセ2013に参加しました。ここでは展示会場、併設シンポジウムの中からマイクロテクノロジー関連で注目された展示をピックアップして報告します。
◆ Fraunhofer ENAS : MEMS可変フィルタ付赤外スペクトルセンサ
◆ Fraunhofer IZM : 自己発電搭載振動センサ
◆ CiS (独): マイクロデバイスで開発から少量量産までサポート
◆ Institute of Micro & Information Technologies (HSG-IMIT) (独)
◆ Hekiatek (独):有機薄膜太陽電池
◆ Advanced Display Technologies (スイス・独):ドロップレット型ディスプレイ
◆i Light (スイス):街灯省エネ制御ワイヤレスセンサネットワークシステム
詳細は以下のブログを参照ください
http://www.nanomicro.biz/mems/2013/05/2013-0913.html

 

 日本ロボット工業会、創立40周年を迎える

  当センター関係団体である一般社団法人日本ロボット工業会は、今般、創立40周年を迎えることになりました。これを記念し、平成25年5月22日、東京プリンスホテルマグノリアホールにおいて、創立40周年記念式典、表彰式及び記念パーティが開催されました。  記念式典では、平 将明経済産業大臣政務官が来賓挨拶を行い、記念パーティでは宮本聡製造産業局審議官が来賓挨拶をされました。また、併せて行われた表彰式では、ロボット産業に貢献された方々に表彰状・感謝状の授与が行われました。会場挨拶では、世界のロボット市場の約7割を占める我が国ロボット産業への今後の期待と更なる発展を望む声が多く聞かれました。

 GSN(グリーンセンサーネットワーク)プロジェクトの活動から

 DTIP2013参加報告(その3)
 研究開発項目「②無線通信機能及び自立電源機能を搭載したグリーンセンサ端末の開発 (3)グリーンセンサ端末機能集積化および低消費電力無線通信技術の開発」に関連して、大口径300mmウェハにTSVインターポーザを形成するプロセス開発と、そのプロセスばらつきおよび電気特性評価に関して報告しました。
 詳細は以下のブログを参照ください
 http://gsnpj.blogspot.jp/2013/05/dtip20133.html

 

 


 ナノ・マイクロビジネス展

  毎年7月に日本で開かれる世界最大規模のMEMS関連イベントである「マイクロナノ」は、「ナノ・マイクロ ビジネス展」と改称し、内容もリニューアルします。
 ナノ・マイクロ分野における微細加工技術、デバイス、ソリューションが集積する専門見本市として改めて位置付け、本分野の活発なビジネスマッチングも支援してまいります。併せて、未来ビジネスの核となる先端技術の紹介や、ナノ・マイクロ分野の産学連携の場としてますます内容の充実を図ります。
 また、2013年ナノ・マイクロビジネス展は、中心イベントとなる展示会に加え、各種シンポジウムやセミナーなどのサテライトイベントも開催すると共に、前回に引き続きROBOTECH(次世代ロボット製造技術展)を併催します。
 
 開催期日:    2013年7月3日(水)~5日(金)
 場所:      東京ビッグサイト 東ホール
 主催:      一般財団法人マイクロマシンセンター
 オーガナイザー: メサゴ・メッセフランクフルト株式会社
 
 開催準備状況は随時ブログ「MEMSの波」等でお知らせしてまいります。皆様のご来場をお待ちしております。 
開催会場の詳細は以下のURLを参照ください。
 http://www.micromachine.jp/
 

 マイクロマシンセンター開催セミナー

MMCはMEMS講習会や先端技術交流会、海外調査報告会等を随時開催しています。スケジュールについては開催要領が決まり次第、お知らせします。

 

 MemsONE講習会

 MemsONEはMEMSの設計や解析を支援するシステムです(詳細はこちら)。
 MemsONEに係る講習会には、従来より実施している「MemsONE実習講座」と、昨年度より開始した人材育成用の「MEMS設計解析基礎実習」があります。「MemsONE実習講座」は、MemsONEユーザに対して操作方法や手順を指導するもので、「MEMS設計解析基礎実習」は技術者が解析ツールを活用する際の活用方法・手順・留意点等の基礎的な知識習得を支援するものです。これらの講習会は、どちらも実際にパソコン上でMemsONEを使用して操作演習を行う方式の講習会です。
 開催スケジュールと参加申込についてはこちらを参照ください。

 マイクロナノ人材育成プログラムのスケジュール

 詳細な内容、問い合わせ・申込先は../../business/innovator/
 
(1)UMEMSME-MNOICセミナー
  マイクロナノ人材育成を目的として、マイクロマシンセンターと産業技術総合研究所の共催でセミナーを開催しています。詳細はこちらを
 
(2)MEMSパークコンソーシアム
 基礎講座
  東北大学のインターネットスクール(ISTU)を活用し、e-learningによりMEMS開発に必要な企画、設計、試作、評価にかかる基礎知識を習得することができる講座です。受講料:無料 申込:随時
 MEMS集中講義
  MEMS技術の基礎的知識から各種分野のアプリケーションの応用展開まで、様々な角度からMEMS技術を収集
 試作実習
  受講生に課題(試作を希望するMEMSデバイス)を持ち込んでいただき、4インチのプロセスラインを利用してマンツーマンに近い指導で装置の原理・使い方・プロセスのノウハウを学習し、「設計→試作→評価→発表」に取り組むことにより、MEMS開発者として必要な技術を体系的に習得していただきます。
 問い合わせは事務局まで memspc@mems.mech.tohoku.ac.jp http://www.memspc.jp

 MEMSアフィリエート関係のイベント

フランス CEA Leti 関連イベント
 
米国MEMS Industry Group関連イベント
 Prospects for MEMS and sensors in the Automotive sector
 http://www.memsindustrygroup.org/i4a/pages/index.cfm?pageid=3446
 July 16, 2013
 
 MIG Workshop at Fall 2013 IAB & Research Review
 September 19, 2013 BSAC - UC Berkeley
 
◆ IMEC 関連イベント
 ITF 2013(IMEC Technology Forum)
 http://www2.imec.be/be_en/events/itf-2013-usa.html
 July 8, 2013 San Francisco Marriott Marquis, San Francisco, USA
 
 SEMICON West
 http://www2.imec.be/be_en/events/semicon-west-2013.html
 July 9-11, 2013 MOSCONE CENTER, SAN FRANCISCO, USA
 
 Imec Technology Forum 2013 Taiwan
 http://www2.imec.be/be_en/events/imec-technology-forum-2013-taiwan.html
 Sep. 4, 2013 Ambassador Hotel, Hsinchu, Taiwan
 
MANCEF 関連イベント 
 COMS2013
 http://www.mancef.org/coms/
 Aug.25-28, 2013 Enschede, Netherlands
 

 主要なMEMS関連国際会議

  Micromachine Summit
   日程:2014年4月28-30日
   場所:ブラジル・サンパウロ
   URL:
 
  NanoKorea
   日程:2013年7月10日-12日
   場所:韓国KINTEX(Korea International Exhibition Center)
   URL:http://sympoeng.nanokorea.or.kr/2013/sub1/1.asp
 
  MIGミーティング
   日程:2013年11月6日-8日
   場所:ナパバレー/カリフォルニア、アメリカ
 
  MEMS2014
   日程:2014年1月26日~30日
   場所:サンフランシスコ、アメリカ
   URL:http://www.mems2014.org/
 
  Transducers’2013 & Eurosensors XXVII
   日程:2013年6月16日-20日
   場所:Barcelona, Spain
   URL: http://transducers-eurosensors2013.org/
 
  COMS2013
   日程:2013年8月25日-28日
   場所:Enschede, Netherlands
   URL:http://www.mancef.org/coms/
 
  APCOT2014
   日程:2014年7月
   場所:Daegu, Korea
 
  MicroTAS 2013
   日程:2013年10月27日-31日
   場所:Freiburg, Germany
   URL: http://www.microtas2013.org/
 


 

 本項は、マイクロマシン/MEMSを取り巻く経済・政策動向のトピックを、いろいろな観点からとらえて発信しています。
 
1、EU委員会2013年のユーロ圏の成長率を▲0.4%のマイナスと予測
 欧州連合(EU)の欧州委員会は、5月3日、2013年のユーロ圏の実質成長率は▲0.4%のマイナスとする経済見通しを公表しました。なお、2012年の成長率は▲0.6%のマイナス成長と見積もられていますので、2年連続のマイナス成長になると予測されています。
 今回の予測は、前回2月の予測を修正したものですが、この値は前回2月の予測より▲0.1%下方修正しました。EU全体での2013年の成長率予測は▲0.1%のマイナスとしました。これも前回2月の予測より▲0.2%下方修正しました。
 主要国では、ドイツが+0.4%(前回2月の予測より▲0.1%下方修正)、フランスが▲0.1%のマイナス成長(同0.2%の下方修正)、イタリアが▲1.3%のマイナス成長(同▲0.3%の下方修正)、スペインが▲1.5%のマイナス成長(同▲0.1%の下方修正)、英国が+0.6%(同▲0.3%の下方修正)となっています。
 2014年のユーロ圏の経済成長は+1.2%としていますが、これは前回2月の見通しより▲0.2%下方修正しています。同年のEU全体の成長率の見通しは+1.4%ですが、前回の見通しより▲0.2%下方修正しました。
 参考:http://europa.eu/rapid/press-release_IP-13-396_en.htm
 
2、GDP、昨年の10月~12月分について上方修正
 内閣府は、5月7日、2012年10~12月期の四半期のGDP速報(2次速報値)について、速報を修正すると発表しました。
 2月14日に公表した値では、この期間の名目成長率は、季節調整済みで、対前期比で▲0.4%のマイナス成長(年率換算で▲1.8%のマイナス成長)でしたが、今回の発表では対前期比で▲0.1%のマイナス(年率換算で▲0.4%のマイナス)となりました。
 輸出入の値に入力ミスがあったとのことです。前回2月の公表では輸出について、この期間の名目伸び率は対前期比で▲0.3%減としていましたが、今回の発表では▲1.7%のマイナス減とされました。また、輸入については、前回の+3.0%増から、今回は+0.5%増と修正されました。
 参考:URL
 
3、2012年度の経常収支、対前度比で44%減
 財務省は、5月10日、2012年度の国際収支状況(速報)を公表しました。
 2012年度の経常収支は4.3兆円の黒字でしたが、黒字幅は対前度比で▲43.6%減となりました。経常黒字幅は比較可能な1985年以降で最低となっています。
 この内、貿易収支は6.9兆円の赤字でした。赤字幅は前年度比で2倍となっています。所得収支は14.7兆円の黒字であり、対前年度比で5%増しています。配当や投資収支の受け取り増加などが増えたことが黒字の増加につながりました。
 参考:URL
 
4、3月の景気動向指数、上昇
 内閣府は、5月9日、3月分の「景気動向指数」(速報)を公表しました。景気動向指数とは、鉱工業生産指数、商業販売額、大口電気使用量等11の指標をもとに算出されたものです。指数には先行指数、足元の景気を示す一致指数、遅行指数があります。
 3月の景気動向指数(CI、平成17年を100とする)は一致指数が93.3となり前月と比較して0.8ポイント上昇しました。上昇は2カ月連続です。ただ、数か月先の景気動向を示す先行指数は97.6となり前月比で0.1ポイント下落しています。先行指数の低下は4か月ぶりとなります。新設住宅着工床面積などが先行指数を押し下げる要因となりました。
 参考:http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/201303Psummary.pdf
 

5、ユーロ圏の経済、低迷
 欧州連合(EU)は、5月15日、ユーロ圏17カ国の1~3月期の域内総生産(GDP)の結果を公表しました。
 同期間におけるユーロ圏の実質経済成長率は前期に比べて▲0.2%減少しました。マイナス成長はこれで6四半期連続となります。EU27カ国全体でも▲0.1%の減少となっています。
 EU主要国の1~3月期の実質成長率は、ドイツが+0.1%、フランスが▲0.2%、イタリア▲0.5%、スペイン▲0.5%、英国+0.3%となっています。
 参考:http://europa.eu/rapid/press-release_STAT-13-74_en.htm?locale=en
 
6、1~3月期の経済成長率、0.9%増
 内閣府は、5月16日、1~3月期の経済成長率(GDP、1次速報値、)を公表しました。
 同期間における実質経済成長率は対前期比で+0.9%増(季節調整済)、年率換算で+3.5%増となりました。プラス成長は2四半期連続です。名目でも対前期比+0.4%増、年率換算で+1.5%増です。
実質経済成長率の寄与度は、内需分が+0.5%増、外需分が+0.4%です。
 項目別に見ますと、輸出が対前期比で+3.8%増、輸入が+0.1%増、個人消費が+0.9%増となっています。一方、設備投資は▲0.7%減となっています。
 また、2012年度全体の実質経済成長率は+1.2%となりました。これで3年連続のプラスです。名目では+0.3%増です。
 参考:http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/gaiyou/pdf/main_1.pdf
 

7、月例経済報告(5月20日)
 内閣府は、5月20日、月例経済報告を発表しました。
 5月の月例経済報告では景気の基調判断について、「景気は、緩やかに持ち直している。」としています。基調判断については、2か月ぶりに前月の判断を上方修正しました。
「先行きについては、輸出環境の改善や経済対策、金融政策の効果などを背景に、マインドの改善にも支えられ、次第に景気回復に向かうことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、雇用・所得環境の先行き等にも注意が必要である。」としています。
また、「政府は、日本経済を大胆に再生させるため、大震災からの復興を前進させるとともに、「成長と富の創出の好循環」へと転換し、「強い経済」を取り戻すことに全力で取り組む。円高是正、デフレからの早期脱却のため、デフレ予想を払拭するとともに、機動的・弾力的な経済財政運営により、景気の底割れを回避する。特に、最近、景気回復への期待等を背景に、株価の回復等も見られており、こうした改善の兆しを、適切な政策対応により景気回復につなげる。
このため、政府は、平成24年度補正予算を含めた緊急経済対策の迅速かつ着実な実行に向けて、しっかりとした進捗管理を行うとともに、今般成立した平成25年度予算を着実に実行する。日本銀行には、2%の物価安定目標をできるだけ早期に実現することを期待する。」としています。
 参考:http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2013/0520getsurei/main.pdf
 

8、4月の貿易収支、9千億円の赤字
 財務省は、5月22日、4月分の貿易統計(速報)を発表しました。
 4月の貿易収支(輸出―輸入)は、▲8,799億円の赤字でした。赤字は10カ月連続です。
 この内、輸出額は5.8兆円であり対前年同月比で+3.8%でした。対前年同月比でプラスとなるのは2カ月連続です。一方、輸入額は6.7兆円であり、対前年同月比で+9.4%でした。プラスとなるのは6カ月連続です。
 輸出が増加した主な品目は、有機化合物(対前年同月比+41%)、自動車(同+7%)、鉱物性燃料(同+59%)等となっています。
 一方、輸入が増加した主な品目は、液化天然ガス(対前年同月比+18%)、衣類等(同+26%)、半導体等電子部品(同+30%)等となっています。
 参考:http://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/gaiyo2013_04.pdf
 

9、2012年末の対外純資産、過去最高
 財務省は、5月28日、2012年末の対外資産・負債残高について発表しました。
それによりますと、2012年末の対外純資産(資産―負債)は296兆円であり前年比で12%増加し、過去最高となりました。増加は2年連続です。
 この内、資産は662兆円であり対前年比+14%増加しました。また、負債は296兆円であり同+16%増となっています。
これで、世界最大の債権国の座を1991年以来22年連続で維持したことになります。ちなみに2位は中国で150兆円、3位はドイツで122兆円、以下スイス、香港の順となっています。アメリカは▲382兆円の負債超過となっています。
 参考:http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/iip/2012_g.htm
 
10、OECD、日本の成長率を大幅に上方修正
 経済協力開発機構(OECD)は、5月29日、最新の経済見通し(アウトルック)を公表しました。今回の見通しは、昨年11月の前回見通しを修正したものです。
 それによりますと、2013年において、日本の実質成長率は1.6%成長と予測しました。これは前回11月の見通しより+0.9%上方修正したものです。その他の主な国では、米国が1.9%(前回11月の見通しより▲0.1%下方修正)、ユーロ圏が▲0.6%のマイナス成長(同▲0.5%下方修正)、ドイツが+0.4%(同▲0.2%の下方修正)、フランスが▲0.3%のマイナス成長(同不変)、中国が7.8%成長(同▲0.2%下方修正)等となっています。
 参考:http://www.oecd.org/eco/outlook/EO93pressdoc.pdf
 
11、経済産業省の主な経済指標(鉱工業指標調査:2013年4月速報分:2013年5月31日)
 経済産業省は、商鉱工業及びサービス業など幅広い分野にわたって統計調査を実施しており、それらの調査分析結果について取りまとめた統計をホームページ上に公表しています。これは鉱工業製品を生産する国内の事業所における生産、出荷、在庫に係る諸活動、製造工業の設備の稼働状況、各種設備の生産能力の動向、生産の先行き2カ月の予測の把握を行うものです。4月分の概要(速報)は以下の通りです。
 -生産は緩やかな持ち直しの動き―
 ・今月は、生産、出荷、在庫、在庫率とも上昇であった。
 ・製造工業生産予測調査によると、5月横ばいの後、6月は低下を予測している。
 ・総じて見れば、生産は穏やかな持ち直しの動きがみられる。
4月の生産・出荷・在庫動向
(1) 生産
4月の生産は、前月比1.7%の上昇と5カ月連続の上昇(前年同月比は▲2.3%の低下)となり、指数水準は91.9 (季節調整済)となった。生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、精密機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、モス型半導体集積回路(メモリ)、アクティブ型液晶素子(大型)の順に上昇に寄与している。
(2) 出荷
4月の出荷は、前月比1.1%の上昇と3カ月連続の上昇(前年同月比は▲1.7%の低下)となり、指数水準は93.4 (季節調整済)となった。出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、金属製品工業、精密機械工業等であった。
(3)在庫
4月の在庫は、前月比0.6%の上昇と2カ月連続の上昇(前年同月比は▲5.6%の低下)となり、指数水準は103.4(季節調整済み)となった。在庫の上昇に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、精密機械工業、鉄鋼業等であった。
4月の在庫率は、前月比0.5%の上昇と7カ月ぶりの上昇(前年同月比は▲2.4%の低下)となり、指数水準は120.2(季節調整済み)となった。
製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、5月は前月比0.0%の横ばい、6月は同▲1.4%の低下を予想している。5月は、一般機械工業、電機械工業等が上昇、輸送機械工業、その他が低下であった。6月の低下は、輸送機械工業、鉄鋼業、紙・パルプ工業等による。4月の実現率は0.1%、5月の予測修正率は0.5%となった。
 参考:http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result-1.html
 
12、失業率は横ばい
 総務省は、5月31日、4月の「労働力調査」(速報)の結果を公表しました。
 それによりますと、4月の失業率は前月と同じ4.1%(季節調整値)でした。男女別に見ますと、男子の失業率は4.3%であり、対前月比で▲0.2%下落(好転)したのに対し、女子の失業率は3.8%であり対前月比で0.3%上昇(悪化)しています。
 また、同日、厚生労働省は、4月分の「一般職業紹介」の状況について公表しました。4月の有効求人倍率は0.89倍であり、前月に比べて+0.03ポイント上昇(好転)しています。
 参考:URL1 URL2

 

 技術研究組合BEANS研究所及び技術研究組合NMEMS技術研究機構の
 運営行事等について

 【技術研究組合BEANS研究所】
 平成25年5月23日に平成25年度第2回清算人会が開催され、平成24年度の事業報告及び収支決算が承認されました。また、それに引き続いて5月27日に第1回通常総会が開催され、平成24年度の事業報告及び収支決算が承認されました。なお、技術研究組合BEANS研究所は3月31日の解散を受けて4月1日から清算手続に移行していますが、清算手続は円滑に実施されておりますことを報告いたします。
 
 【技術研究組合NMEMS技術研究機構】
 平成25年5月23日に平成25年度第1回理事会が開催され、平成24年度の事業報告及び収支決算が承認されました。また、それに引き続いて5月30日に第1回通常総会が開催され、平成24年度の事業報告及び収支決算が承認されました。 

 クールビズ(COOLBIZ)の実施

 当センター・NMEMS組合では、経済産業省・環境省の要請を受け、この5月からクールビズを実施しております。また、この6月1日からは、「スーパークールビズ」を実施しました。期間は、クールビズが5月1日~10月末迄、スーパークールビズが6月1日~9月末迄です。
 当センター及び技術研究組合NMEMS技術研究機構の本活動への協力へのご理解とともに、当方には軽装でお出で頂ければ幸いです。