MMC-MIF-BEANS Monthly

[No.2013-02] 2013年2月8日発行


ニ ュ ー ス 目 次  
    
第20回MEMS講習会「マイクロナノデバイス及びプロセス技術の最前線」を開講します(3/5、岡谷市にて)
第23回マイクロナノ先端技術交流会、盛況に開催される(1/10)
MNOIC実習セミナー X-CTを用いたマイクロナノデバイスの3次元構造の計測・評価、および三次元データ再構成の実習」の実施(1/22-23)
ナノ・マイクロビジネス展記念講演会開催される(1/23)
海外MEMS産業調査報告会を盛況に開催(1/24)
NOIC-UMEMSME特別セミナー(カナダ・アルバータ州との国際WS)開催報告(1/28)
BEANSの活動から(MEMS2013参加報告)
   
ナノ・マイクロビジネス展(2013/7/3-5)
MMC主催セミナー等
MemsONE講習会
マイクロナノ人材育成プログラム
MEMS協議会アフリエート開催のイベント
主要なMEMS関連国際会議
 
経済・政策動向トピックス
 
  
ニ ュ ー ス 本 文


  第20回MEMS講習会「マイクロナノデバイス及びプロセス技術の最前線」を開講します(3/5、岡谷市にて)

  マイクロマシンセンターでは、マイクロナノデバイスの裾野を広げ、その発展を促進するために、マイクロナノイノベータ人材育成プログラム事業の一環としてMEMS講習会を開催しています。今回は3月5日(火)に長野県岡谷市にて開催します。
 マイクロナノデバイスは自動車安全装置からゲーム機器、モバイル機器、ワイヤレスセンサネットワークシステムへと増々応用分野を広げており、様々な機器、システムの高付加価値化に欠かせない存在となっています。 また市場規模も順調に二桁成長を継続する有望な産業分野となっています。
 今回の講習会では、マイクロナノデバイス及びプロセス技術の開発に携わっておられる方々や、デバイス試作をサポートする機関の方々をお招きして、最新動向を広く紹介して頂くとともに、関係者の方々の交流を深めて頂いて、今後の同分野の技術開発の加速につなげられるよう本講習会を開催させて頂きます。 皆様のご参加をお待ちしております。
 開催要領・お申し込みはhttp://www.mmc.or.jp/fsic/seminar/koshu-20/index.html

 第23回マイクロナノ先端技術交流会、盛況に開催される(1/10)

  平成25年1月10日にマイクロマシンセンターで第23回マイクロナノ先端技術交流会が開催されました。今回は「予防医療のための生体センシング技術の最前線」をテーマに、同分野の最前線で活躍しておられます東京大学大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻の山田一郎教授と東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 医療デバイス研究部門 三林 浩二 教授をお迎えして同交流会を開催致しました。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2013/02/23-29dd.html

 MNOIC実習セミナー X-CTを用いたマイクロナノデバイスの3次元構造の計測・評価、および三次元データ再構成の実習」の実施(1/22-23)

  マイクロマシンセンター・MEMS協議会では、MEMS・マイクロナノ領域における産業推進の一環として独立行政法人・産業技術総合研究所・集積マイクロシステム研究センターの研究施設を用いた研究支援を行うMNOIC事業を実施しています。その中で特に人材育成には力をいれ、これまでにUMEMSME・MNOICセミナーや装置セミナー、国際ワークショップ等を実施してまいりました。MNOIC事業も支援サービスを開始して2年目を迎え、多数の装置を用いた研究支援が可能になって来ましたので、今年度からMNOICで利用可能な最先端装置を用いた「実習形式のセミナー」を開催することに致しました。今回はその第一弾として、1月22日-23日に1.5日のコースでMNOIC開発センターにて、MEMSの微細3次元内部構造を観察して三次元データを取得可能なX線CT(コンピュータトモグラフィー)装置を用いた実習を実施致しました。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2013/02/mnoicx-ct-54a9.html

 ナノ・マイクロビジネス展記念講演会開催される(1/23)

  マイクロマシンセンターが主催者として毎年7月に開催してきた「マイクロマシン/MEMS展」は今年から「ナノ・マイクロビジネス展」と改称されます。これを記念する「ナノ・マイクロビジネス展記念講演会」が平成25年1月24日にホテルグランドパレスにおいて開催され、会場には60名を超える方々が参加されました。
 講演会では一般財団法人マイクロマシンセンターの青柳専務理事の主催者挨拶の後、中央大学竹内教授および東京大学下山教授による2件の特別講演が行われ、最後にオーガナイザーのメサゴ・メッセフランクフルト(株)の木村プロジェクトマネージャーから見本市の概要説明と出展者募集の案内が行われました。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2013/01/post-c582.html

 海外MEMS産業調査報告会を盛況に開催(1/24) 

 マイクロマシンセンター/MEMS協議会では毎年数回の海外調査を行っていますが、今年度実施した調査内容の報告会が1月24日に開催されました。当日は、国際標準化についても報告があり、最新のMEMS海外事情にご関心の方々、約30名が参加いただきました。
 「米国・欧州におけるMEMS最先端技術と産業動向」と題したMIF(MEMS協議会)阪井からの報告は、MIG Executive Congress(2012.11.7-9)、ミシガン大学WIMS、カリフォルニア大学BSAC、デルフト大学ナノネクストNLプロジェクト(オランダ)、LETIセンサネットワーク研究所EPosSS(フランス)に関するものでした。
 「マイクロマシンサミットと台湾・欧州におけるMEMS動向」と題したMIF三原の報告は、昨年4月に台湾で開催されたマイクロマシンサミットや訪問した台湾の公的研究所とファンドリーの様子、そして昨年10月に訪問したセミコン・ユーロ及びオランダとドイツの研究機関に関するものでした。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2013/02/post-eb17.html

 MNOIC-UMEMSME特別セミナー(カナダ・アルバータ州との国際WS)開催報告(1/28)

 1月28日にTIA N-MEMS UMEMSME/MNOICの特別セミナーとして「カナダ・アルバータ州ナノテク・MEMS企業および、ACAMPとの国際ナノテク・MEMSビジネスワークショップ」を開催致しました。主催は一般財団法人マイクロマシンセンター、共催として産総研・集積マイクロシステム研究センター、カナダ・アルバータ州政府 在日事務所さらにTIAの後援を頂いての開催でした。今回はカナダ・アルバータ州のオープンイノベーションを推進する機関・ACAMPと、そのACAMPをベースに活躍されている企業、ベンチャーの方々との交流で、カナダ・アルバータ州から7つの講演、日本から2つの講演がなされました。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2013/02/mnoic-umemsmews.html
 

 BEANSの活動から(MEMS2013参加報告)

 MEMS2013参加報告(BEANS本部)
第26回IEEE/MEMS2012国際会議(26th IEEE International Conference on Micro Electro Mechanical Systems)が、2013年1月20日(日)~1月24日(木)の日程で、台湾・台北の台北国際コンベンションセンターにて開催されました。マイクロ・ナノテクノロジー分野では、MEMS国際会議は、隔年開催のTransducers(The International Conference on Solid-State Sensors, Actuators and Microsystems)と並び、最も重要な国際会議と位置付けられ、アメリカ、ヨーロッパ/アフリカ、及びアジア/オセアニアの3つの地域が持ち回りで毎年開催されています。第26回目にあたる今回の投稿論文数は776件(前回978件)であり、その中から66件のオーラル、240件のポスターが採択され、採択率は合わせて39%と厳選された論文が発表されました。地域別ではアメリカ98件(前回126件)、ヨーロッパ/アフリカ46件(前回54件)、アジア/オセアニアが162件(前回160件)であった。全体の論文数が減る中、アジア/オセアニアは開催地に近いこともあり、前年度と同様を件数を保っていました。
 BEAMSプロジェクトからは、5件のポスター発表が採択されました。
詳細は以下のブログを参照ください
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/tech/2013/02/mems2013beans-8.html

 

 


 ナノ・マイクロビジネス展

  毎年7月に日本で開かれる世界最大規模のMEMS関連イベントである「マイクロナノ」は、「ナノ・マイクロ ビジネス展」と改称し、内容もリニューアルします。
 ナノ・マイクロ分野における微細加工技術、デバイス、ソリューションが集積する専門見本市として改めて位置付け、本分野の活発なビジネスマッチングも支援してまいります。併せて、未来ビジネスの核となる先端技術の紹介や、ナノ・マイクロ分野の産学連携の場としてますます内容の充実を図ります。
 また、2013年ナノ・マイクロビジネス展は、中心イベントとなる展示会に加え、各種シンポジウムやセミナーなどのサテライトイベントも開催すると共に、前回に引き続きROBOTECH(次世代ロボット製造技術展)を併催します。
 
 開催期日:    2013年7月3日(水)~5日(金)
 場所:      東京ビッグサイト 東ホール
 主催:      一般財団法人マイクロマシンセンター
 オーガナイザー: メサゴ・メッセフランクフルト株式会社

 皆様におかれましては、本分野の関係者が1万人以上も足を運ぶ、訴求効果の大きいイベントでもあり、貴社等の最新の技術や新製品発表の場として、ぜひご出展の検討を頂きたく、よろしくお願いいたします。
 詳細は以下のURLを参照ください。
 http://www.micromachine.jp/
 

 マイクロマシンセンター開催セミナー

マイクロナノイノベータ人材育成プログラム第20回 MEMS講習会(3/5、岡谷市にて)
「マイクロナノデバイス及びプロセス技術の最前線」

■ 日時: 平成25年3月5日(火) 13:00~17:15  懇親会 ~18:30
■ 場所: 長野県岡谷市 「テクノプラザおかや 3階 人材育成研修室」
    〒394-0028 長野県岡谷市本町1丁目1番1号 TEL:0266-21-7000
■ 参加費: 講習会参加費  無料  /  懇親会参加費 2,000円
■ 主催/共催:(財)マイクロマシンセンター / 長野県工業技術総合センター
  開催要領・申し込みはhttp://www.mmc.or.jp/fsic/seminar/koshu-20/index.html
 

 MemsONE講習会

 MemsONEはMEMSの設計や解析を支援するシステムです(詳細はこちら)。
 MemsONEに係る講習会には、従来より実施している「MemsONE実習講座」と、昨年度より開始した人材育成用の「MEMS設計解析基礎実習」があります。「MemsONE実習講座」は、MemsONEユーザに対して操作方法や手順を指導するもので、「MEMS設計解析基礎実習」は技術者が解析ツールを活用する際の活用方法・手順・留意点等の基礎的な知識習得を支援するものです。これらの講習会は、どちらも実際にパソコン上でMemsONEを使用して操作演習を行う方式の講習会です。
 開催スケジュールと参加申込についてはこちらを参照ください。

 マイクロナノ人材育成プログラムのスケジュール

 詳細な内容、問い合わせ・申込先は../../business/innovator/
 
(1)UMEMSME-MNOICセミナー
  マイクロナノ人材育成を目的として、マイクロマシンセンターと産業技術総合研究所の共催でセミナーを開催しています。詳細はこちらを
 
(2)MEMSパークコンソーシアム
 基礎講座
  東北大学のインターネットスクール(ISTU)を活用し、e-learningによりMEMS開発に必要な企画、設計、試作、評価にかかる基礎知識を習得することができる講座です。受講料:無料 申込:随時
 MEMS集中講義
  MEMS技術の基礎的知識から各種分野のアプリケーションの応用展開まで、様々な角度からMEMS技術を収集
 試作実習
  受講生に課題(試作を希望するMEMSデバイス)を持ち込んでいただき、4インチのプロセスラインを利用してマンツーマンに近い指導で装置の原理・使い方・プロセスのノウハウを学習し、「設計→試作→評価→発表」に取り組むことにより、MEMS開発者として必要な技術を体系的に習得していただきます。
 問い合わせは事務局まで memspc@mems.mech.tohoku.ac.jp http://www.memspc.jp

 MEMSアフィリエート関係のイベント

フランス CEA Leti 関連イベント
 OFC/NFOEC2013
 http://www.ofcnfoec.org/home/
 17-21 March 2013 Anaheim Convention Center, Anaheim, CA, USA
 
 DATE 2013
 http://www.date-conference.com/
 Mar.18-22, 2013 Grenoble, France
 
米国MEMS Industry Group関連イベント
 MEMS Executive Congress, Europe
 https://www.eiseverywhere.com/ehome/46261
 March 12, 2013 Steigenberger Airport Hotel
 
◆ IMEC 関連イベント
 ISS Europe 2013
 http://prod.semi.org/eu/EventsTradeshows/ctr_026587
 Feb.24-26, 2013 Milan, Italy

 
MANCEF 関連イベント 
 COMS2013
 http://www.mancef.org/coms/
 Aug.25-28, 2013 Enschede, Netherlands
 

 主要なMEMS関連国際会議

  Micromachine Summit
   日程:2013年4月22-23日
   場所:中国・上海
   URL:http://www.mms2013.org/index.html
 
  NanoKorea
   日程:2013年7月10日-12日
   場所:韓国KINTEX(Korea International Exhibition Center)
 
  MIGミーティング
   日程:2013年11月6日-8日
   場所:ナパバレー/カリフォルニア、アメリカ
 
  MEMS2014
   日程:2014年1月26日~30日
   場所:サンフランシスコ、アメリカ
   URL:http://www.mems2014.org/
 
  Transducers’2013 & Eurosensors XXVII
   日程:2013年6月16日-20日
   場所:Barcelona, Spain
   URL: http://transducers-eurosensors2013.org/
 
  COMS2013
   日程:2013年8月25日-28日
   場所:Enschede, Netherlands
   URL:http://www.mancef.org/coms/
 
  APCOT2014
   日程:2014年7月
   場所:Daegu, Korea
 
  MicroTAS 2013
   日程:2013年10月27日-31日
   場所:Freiburg, Germany
   URL: http://www.microtas2013.org/
 


 
1、11月の景気動向は「悪化」
 内閣府は、1月10日、平成24年11月分の「景気動向指数」(速報)を公表しました。
 「景気動向指数」とは、鉱工業生産指数、有効求人倍率、商業販売額、電力使用量等の複数の指標の変化率を合成し累積した指数です。変化の相対的な大きさやテンポなどを示したものです。指数の種類としては、景気に先行して動く「先行指数」、ほぼ一致して動く「一致指数」、遅れて動く「遅行指数」があります。この値が上昇すれば景気は上昇、下降すれば景気は後退となります。
 11月分については、「一致指数」は前月と比べて0.6ポイント下落し、8カ月連続の下落となりました。これに伴い、景気の基調判断を「悪化」で据え置きました。
 これは、海外経済の落ち込みを背景とする輸出の落ち込みなどで、企業の生産活動が停滞していることが原因です。
 参考:http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/201211Psummary.pdf
 
2、11月の経常収支、10カ月ぶりの赤字
 財務省は、1月11日、2012年11月の国際収支状況(速報)を発表しました。
 それによりますと、11月の経常収支は▲2,224億円の赤字でした。赤字は10カ月ぶりとなります。
 このうち、「貿易収支」は▲8,475億円の赤字でした。欧州や中国向けの輸出が減少したことなどにより、貿易収支の赤字幅は拡大しています。また、直接投資収益等の「所得収支」は8,915億円の黒字、旅行収支などの「サービス収支」は▲1,901億円の赤字でした。
 参考:URL
 
3、世界銀行、経済見通しを下方修正
 世界銀行は、1月15日、世界経済見通しを発表しました。今回の見通しは、前回2012年6月の見通しを修正したものです。
 それによりますと、2013年の世界の成長率(GDP)の見通しを2.4%としました。これは、前回6月の見通しである3.0%から▲0.6%下方修正したものです。米国の財政の崖、日本の対中関係の悪化などを指摘しています。
 国別に見ますと、先進国の中では、米国が1.9%(前回2012年6月の値から▲0.6%下方修正)、日本が0.8%(同▲0.7%下方修正)、ユーロ圏がマイナス0.1%(同▲0.8%下方修正)としています。
一方、新興途上国全体の2013年の成長率は5.5%(同▲0.4%下方修正)としています。この内、中国は8.4%(同▲0.2%下方修正)、インドは6.1%(同▲0.8%下方修正)、ブラジルは6.1%(同▲0.8%下方修正)となっています。
 2014年の世界全体の成長率は3.1%(前回6月の予測から▲0.2%下方修正)と2013年よりは成長率は高いとしています。この内、日本は1.2%(同▲0.3%下方修正)、米国は2.8%(前回と同じ)、ユーロ圏は0.9%(同▲0.5%下方修正)、中国は8.0%(同▲0.4%下方修正)、インドは6.8%(同▲0.3%下方修正)としています。
 参考:URL
 
4、国富、4年連続マイナス
 内閣府は、1月18日、「平成23年度国民経済計算確報」を公表しました。
 それによりますと、平成23年末の国全体の正味資産(国富:資産から負債を引いたもの)は2,995兆円となりました。これは、前年に比べて0.8%減となっています。国富の内訳について見ますと、資産は8,451兆円、負債は5,455兆円です。国富の前年割れは4年連続です。なお、国富の過去の最大値は、平成19年末の3,158兆円です。
 資産の内訳を見ますと、土地は1,157兆円であり対前年比で▲2.9%減少していますが、これが資産の減少した主な要因となっています。一方、企業の直接投資等の対外純資産は265兆円であり、対前年比で+3.7%増加しています。
 参考:URL
 
5、政府・日銀、2%の物価上昇率を目標
 政府・日銀は、1月22日、2%の物価上昇率を目標とする共同声明を発表しました。
 デフレからの早期脱却と持続的な経済成長の実現に向け、政府・日銀が一体となって以下の様な政策連携を行うとしています。
① 「物価安定の目標の導入」
 日銀は物価安定の目標を消費者物価の前年比上昇率で2%とする。
日銀は、この物価安定の目標のもと、金融緩和を推進し、これをできるだけ早期に実現することを目指す。
② 「期限を定めない資産買い入れ方式」の導入
 日銀は、上記の物価安定の目標を目指し、実質的なゼロ金利政策と金融資産の買い入れ等の措置を、それぞれ必要と判断される時点まで継続することを通じて、強力に金融緩和を推進する。当分の間、毎月、長期国債2兆円程度を含む13兆円程度の金融資産の買い入れを行う。
③ 政府は、機動的なマクロ経済政策運営に努めるとともに、日本経済再生本部の下、革新的研究開発への集中投入、イノベーション基盤の強化、大胆な規制・制度改革、税制の活用など思い切った政策を総動員する。
 参考:http://www.boj.or.jp/announcements/release_2013/k130122a.pdf
 
6、月例経済報告(1月23日)
 内閣府は、1月23日、月例経済報告を発表しました。
 1月の月例経済報告では景気の基調判断について、「景気は、このところ弱い動きとなっているが、一部に下げ止まりの兆しも見られる。」としています。基調判断については、8カ月ぶりに上方修正しました。
 「先行きについては、当面は弱さが残るものの、輸出環境の改善や経済対策の効果などを背景に、再び景気回復に向かうことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、雇用・所得環境の先行き、デフレの影響等にも注意が必要である。」としています。
 また、「政府は、日本経済を大胆に再生させるため、大震災からの復興を前進させるとともに、「経済と富の創出の好循環」へと転換し、「強い経済」を取り戻すことに全力で取り組む。円高是正、デフレからの早期脱却のため、デフレ予想を払拭するとともに、機動的・弾力的な経済財政運営により、景気の底割れを回避する。特に、最近、景気回復への期待を先取りする形で、過度な円高の動きが修正されつつあり、株価も回復し始めており、こうした改善の兆しを、適切な政策対応により景気回復につなげる。
 このため、政府は、1月11日に「日本経済再生に向けた緊急経済対策」を、同15日に平成24年度補正予算(概算)を閣議決定した。政府及び日本銀行は、1月22日、デフレ脱却と持続的な成長の実現のための政策連携の強化についての共同声明を公表し、日本銀行は、2%の物価安定目標を導入することにした。また、日本銀行は、同日、資産買い入れ等の基金について「期限を定めない資産買い入れ方式」の導入を決定した。日本銀行には、この物価安定目標をできるだけ早期に実現するよう、大胆な金融緩和を推進することを期待する。」としています。
 参考: URL
 
7、2013年の世界経済の成長率は3.5%、IMF
 IMF(世界通貨基金)は、1月23日、最新の世界経済成長見通し(アウトルック)を公表しました。今回の見通しは、前回の2012年10月の見通しを修正したものです。
 それによりますと、2013年の世界経済成長率を3.5%と予想しました。これは、前回10月の見通しより▲0.1%下方修正したものです。
 これを国別に見ますと、日本が1.2%(前回10月の見通しと同じ)、米国は2.0%(同▲0.1%下方修正)、ユーロ圏は▲マイナス0.2%(同▲0.3%下方修正)、中国は8.2%(同、同じ)、インドは5.9%(同▲0.1%)等となっています。
 また、2014年の世界全体の成長率は4.1%と予測しています。これは前回10月の見通しより▲0.1%下方修正したものです。これを国別に見ますと、日本は0.7%(前回10月の予測より▲0.4%下方修正)、米国は3.0%(同+0.1%上方修正)、ユーロ圏は1.0%(同▲0.1%下方修正)、中国は8.5%(同、同じ)、インドは6.4%(同、同じ)等と予測しています。
 参考: URL
 
8、2012年の貿易統計、過去最大の赤字
 財務省は、1月24日、平成24年分の貿易統計(速報)を発表しました。
 それによりますと、2012年の貿易収支(輸出―輸入)は6.9兆円の大幅な赤字になりました。貿易赤字は2年連続です。また、赤字幅は1980年の2.6兆円の赤字幅を上回り、比較可能な1979年以降で、過去最大となりました。
 輸出額は63.7兆円(対前年比▲2.7%の減少)、輸入額は70.7兆円(同+3.8%)となっています。
 輸入額で増加した主な品目は、液化天然ガス(対前年比+25%)、原粗油(同+7%)等となっています。一方、輸出額が増加した主な品目は、自動車(+12%)等となっています。
 国別に見ますと、中国への輸出が▲11%減少、EUへの輸出が▲15%減少したことが目立っています。
 参考: http://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/gaiyo2012.pdf
 
9、2012年の消費者物価、0.1%下落
 総務省は、1月25日、2012年平均の消費者物価指数を発表しました。
 それによりますと、2012年平均の生鮮食料品を除いた消費者物価指数は対前年比で▲0.1%下落しました。マイナスは4年連続となりますが、前年の▲0.3%下落よりも下落幅が縮小しました。
 対前年比で下落した主な品目は、テレビ(対前年比▲4%下落)、ノートパソコン(同▲16%下落)、外国パック旅行(同▲3%下落)、電気冷蔵庫(同▲29%下落)等となっています。
 一方、対前年比で上昇した主な品目は、都市ガス代(+6%)、ガソリン(+1%)、穀類(+3%)、電気代(+6%)等となっています。
 生鮮食料品を組む総合では、2012年平均で対前年比と同じレベル(0%)となっています。
 参考: URL
 
10、13年度の経済成長率は2.5%、政府見通し
 政府は、1月28日、臨時閣議で2013年度の経済成長率(GDP)を実質で2.5%、名目で2.7%とすることを閣議了解しました。
 民間最終消費支出は、消費税引き上げ前の増加が見込まれることから対前年度比で1.6%の増加と見込んでいます。また、政府支出は緊急経済対策等により前年度を上回り、この結果実質成長率を0.8%程度押し上げるとしています。
 消費者物価指数は、景気回復に伴い、0.5%程度上昇すると見ています。
 参考: http://www5.cao.go.jp/keizai1/mitoshi/2013/0128mitoshi.pdf
 
11、経済産業省の主な経済指標
(鉱工業指標調査:2012年12月速報分:2013年1月31日)

 経済産業省は、商鉱工業及びサービス業など幅広い分野にわたって統計調査を実施しており、それらの調査分析結果について取りまとめた統計をホームページ上に公表しています。これは鉱工業製品を生産する国内の事業所における生産、出荷、在庫に係る諸活動、製造工業の設備の稼働状況、各種設備の生産能力の動向、生産の先行き2カ月の予測の把握を行うものです。12月分の概要(速報)は以下の通りです。
 -下げ止まりの兆しがみられる鉱工業生産―
 ・今月は、生産、出荷が上昇、在庫、在庫率は低下であった。
 ・製造工業生産予測調査によると、1月、2月とも上昇を予測している。
 ・総じて見れば、生産は下げ止まりの兆しがみられる。
12月の生産・出荷・在庫動向
(1) 生産
 12の生産は、前月比2.5%の上昇と2カ月ぶりの上昇 (前年同月比は▲7.8%の低下)となり、指数水準は88.9 (季節調整済)となった。生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、一般機械工業、電気機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、反動知製造装置、駆動伝導・操縦装置部品の順に上昇に寄与している。
(2) 出荷
 12月の出荷は、前月比4.4%の上昇と4カ月ぶりの上昇(前年同月比は▲7.2%の低下)となり、指数水準は90.6 (季節調整済)となった。出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、一般機械工業、電機械工業等であった。
(3)在庫
 12月の在庫は、前月比▲1.1%の低下と5カ月連続の低下(前年同月比は3.6%の上昇)となり、指数水準は105.2(季節調整済み)となった。在庫の低下に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、電機械工業等であった。
12月の在庫率は、前月比▲0.6%の低下と3カ月連続の低下(前年同月比は12.2%の上昇)となり、指数水準は126.4(季節調整済み)となった。
製造工業生産予測調査
 製造工業生産予測調査によると、1月は前月比2.6%の上昇、2月は同2.3%の上昇を予想している。1月の上昇は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、等による。1月の上昇は、輸送機械工業、鉄鋼業、情報通信機械工業等による。12月の実現率は▲3.3%、1月の予測修正率は▲3.1%となった。
 参考: http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result-1.html
  
12、平成24年の給与、最低
 厚生労働省は、1月31日、「毎月勤労統計調査・平成24年度分」(速報)を発表しました。調査は従業員が5人以上の事業所が対象です。
 それによりますと、平成24年の平均給与(残業代、ボーナスを含む)は月額31.4万円でした。対前年比で▲0.6%減です。これは、統計がさかのぼれる1990年以降で最低の水準です。ピークは1997年の37.2万円でした。
 パートタイム労働者労働者の占める割合は28.75%となり対前年比で+0.56ポイント増加しました。
 参考:URL
 
13、2012年の失業率は低下
 総務省は、2月1日、平成24年の労働力調査の結果(速報)を公表しました。
 それによりますと、平成24年平均の完全失業率は4.3%でした。これは、前年に比べて0.3ポイント低下しています。
 また、同日、平成24年12月分の結果(速報分)も併せて公表しました。12月の完全失業率は4.2%(季節調整値)でした。前月に比べて0.1ポイント上昇(悪化)しています。
 また、同日、厚生労働省は、平成24年及び同12月分の一般職業紹介状況を公表しました。それによりますと、平成24年平均の有効求人倍率は0.80倍でした。前年に比べて0.15ポイント上昇(好転)しています。12月単月の有効求人倍率は0.82倍であり、前月に比べて0.02ポイント上昇(好転)しています。
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