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  オープンイノベーションセンター(MNOIC)の考え方
 
 

 先端MEMSなどのマイクロナノデバイスについては、将来の市場に直結した技術開発を先行的に実施することによって、商品化のための投資およびリスク負担を分散・軽減し、開発期間を短縮する。また、最新設備を備え、共同利用できる設計・試作ファブの存在も設備面の投資負担を軽減し、商品化へのいわゆる「死の谷」を克服する上で非常に有効である。いずれも、日本におけるマイクロナノデバイス産業の国際競争力を強化する。このような問題意識のもと、オープンイノベーションセンター (MNOIC) の設置が急務とされています。
 

 MNOICでは、先端的なマイクロナノ分野における研究開発サービスや設計・試作サービスを実施します。このため産総研のリソース(研究人材、先端設備など)を最大限に活用することし、研究面で必要があれば大学の研究者にも協力を求めます。さらには国プロなどの競争的資金の活用も図っていきます。
 

 設計・試作面では最先端の8インチライン、豊富な設計ツールをベースにこなれたプロセスメニューを用意します。さらに、実際の製造を担当するファンドリー企業との連携を深め、試作後の本格製造や特定プロセスの処理などでMNOICとファンドリー企業間でのシームレス製造が可能となるような工夫が必要となります。
 

 さらに各企業におけるMEMS開発に係る人材の不足が将来的に予見されることから、MNOICでは人材育成の機能も有することとしています。ポスドクなどの若い人材や企業内の中堅的な人材に対しても、研究開発や設計・試作活動を通じてスキルアップできるようにすることが求められています。

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